2歳の長男と0歳6ヶ月の次男を育てている私
なかなかうまくいかないことも多い
でも考え方が違うだけでちょっと気持ちがラクになる(もちろん、わかっていてもイライラもしますが笑)
そんな私の子育ての参考にしてる1冊
『男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方』日本キッズコーチング協会理事長 竹内エリカ著
体験していることも合わせて紹介したいと思いますのでわが子の年齢までの要約をします。
是非ご参考にしてください。
概略
著者について
竹内エリカさん
一般財団法人日本キッズコーチング協会理事長
2児の母
20年にわたって子どもの心理、教育、育成について研究し、これまで約15,000人の子どもから大学生を指導してきた経歴の持ち主です。
『元気の天才を育成する』が合言葉
ご自身も子どもを育てながら多くの経験をされていますね。
合言葉が素敵。
私の社会人時代でもすでに無気力な社会人が結構いましたからね。元気の天才が育てば、無気力社会人は減るかな、と思いました。
私がこの本を手に取った理由
そもそも女性家系の私。
男の子の子育ては全然わかりません!戸惑いばかり。
日々、なんでこんなことするの!と驚きやイライラ、モンモンを抱えてました。
そこで、この本の裏表紙の目がとまりました。
おかあさんがわからない男の子を育てるコツとは?
男の子に「ダメ!」と言いすぎていないでしょうか。幼い男の子の行動は、お母さんをはらはらさせることばかり。でも好きにやらせて失敗も繰り返させた方が、好奇心旺盛でやる気のある子に育ちます。特に2歳、4歳、5歳は手がかかります。でもこの時期に頑張れば、あとの子育てがすごく楽になります。
してる!毎日はらはら!
そして言ってしまってる!ついつい「ダメ!あぶない」とか。
そんなこんなで子育てに後悔したくないので買って読んでみました。
本の内容要約
はじめに
できるだけ「ダメ!」と言わずにやらせる。
のっけからきました!大前提のごとく。
これは男の子の学びの力は「やる気」で育つことが理由。そのために失敗させて経験することが大事。
失敗から物事の性質を理解する。
男の子は失敗する前に物事の性質を把握しないことが多い。失敗して理解する。
☞あるんですよ。これ。つい最近もペットボトルからコップにお茶を入れるときにこぼす程入れたがるんですよ。というよりペットボトル側のお茶を全部出したいという感じでしょうか。それも4回~5回くらいこぼしてからでしょうか。うまく入れれるようになりましたね。初めのうちはこぼさないようにコントロールさせようとしたら、「もっと、もっと~~~」と騒ぎまわったので諦めてやらせるようにしました。
好奇心・やる気・集中力が「学ぶ力」を育む
「学ぶ力」「社会を生き抜く力」が自立した子どもを育てる。
なかでも「学ぶ力」は0歳~2歳のうちに育まれる好奇心・やる気・集中力を育てることが重要。このステップはこの後説明しますね。
好奇心を育てる0歳育児
男の子の才能はとにかく楽しいから引き出される。そのために好奇心をどんどん持たせることが大切。
【具体的な方法】
☆五感を刺激する
聴覚:語りかけをする。お母さんの声はおなかの中にいるときから聴いているので安心する。やさしい声で語りかけると安心して多くのことを学びます。
触覚:スキンシップ。肌への心地よい刺激は筋肉の発達させ、運動能力がよくなる。
視覚:はっきりした色のおもちゃなどを見せる。明暗がわかるようになり生活リズムが身に付く。
嗅覚・味覚:自然の香り・味を感じさせてあげる。
☆たくさん語りかける
言葉の数は小さいときからのお母さんの言葉がけに大きく左右される。そのため理解していないと思ってもたくさん語りかけることが大切です。
☆スキンシップ
愛情の基礎をつくる。そのことで自己肯定感が高く、自身がある子に育つ。そのために毎日7秒間抱きしめましょう。
やる気を育てる1歳育児
男の子のやる気は「できた!」という体験で育つ。
【具体的な方法】
☆ちょっとした「できた!」を見つけて、認めてあげる。
あるくことができた、ボールを投げることができた、などのできた!が成長の糧となります。
☆「ダメ!」を言いすぎない
男の子は女の子よりもやる気をくじかれやすい性質があるため、「ダメ!」を言いすぎない。そして子供は身の回りのものが何のためにあるのかを実体験を通じて確かめるため、多くのことを実体験させてあげることが大切。
危険なことは「ダメ!」ではなく、「危ないよ」などの言葉で伝える。このときのPOINTは冷静に子どもの目を見て伝えること。
☆親の言葉が聞こえないくらい夢中のときは成長サイン
水遊びなどの気が気じゃない行動も10分~20分でだいたい満足します。成長のサインと思って見守ってあげましょう。
☞わが子も水遊びが大好き!お風呂でも洗面所でも台所でも、水をジャージャー出しながら料理の真似事やオリジナルの遊びをしてます。初めはもったいない!と思って注意してまいたが、見守っていると確かに満足して自分でやめますね。逆にやめさせようとするとギャーギャーと泣きわめきます。。。
集中力を育てる2歳育児
男の子は女の子よりも集中することが苦手。飽きっぽくじっとしていられない男の子への集中力を育てるには工夫が必要
【具体的な方法】
☆自然に連れ出す
自然の中では虫取りなど飽きっぽい男の子も集中する。狩猟民族として必要とされていた集中力をここで育むことができる。自然に連れ出せない場合は遊びの発想を広げるお手伝いをして集中できるようにする。
☆「教えて」「手伝って」という言葉を教える
子どもの「やだ」「できない」ではサポートを得られずストレスになってしまう。サポートを得られる言葉を覚えることで問題解決ができストレス軽減。
☆運動をさせる
基礎的な走るなどの運動に加え、走っている途中で『止まる』や『戻る』行動を入れることで自己コントロールの神経発達ができ、落ち着きのある子どもに育つ。
さいごに
この本に出会い、それぞれの年で学ぶことが行動にあらわれていることが良くわかりました。
すべてが成長のサインだと思うとイライラが少し和らぎます。(逆に混乱することも実はあります。どうしたらいいの~~~!と今日も思う場面がありました。)
昨日は玄関でおしっこをしてしまって(というよりも、玄関でしてみたかったという感じ。)、さすがにこの体験は何につながるのだろう。と思いもよらない場面はありますが、確実にわかったことは、だいたいのことは数回体験すると満足してやらなくなる。ということです。
そのように思えたのもこの本を読んで観察するようになってからです。
それだけで価値ありました。
本はとても読みやすくさらっと読めますので、詳しく見たい方は是非手に取ってください。

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